商品先物取引のご注意事項
お客さまは、商品先物取引の特徴・リスク・仕組み、および当社が提供する本取引に関する取引条件等について、「商品先物取引の契約締結前交付書面 」および「商品先物取引約款 」ならびに以下の内容等を十分にご理解いただいたうえで、お客さまの判断と責任において本取引を行っていただくようお願いいたします。
証拠金について
商品先物のお取引にあたり、日本証券クリアリング機構が算出する証拠金額をもとに当社が定める証拠金基準額を全額現金であらかじめ商品先物取引口座に差し入れる必要があります。
ロスカットルール等について
- お客さまの有効証拠金が必要証拠金の 90%を下回るとロスカットが発動し、全未約定注文が取消され、全建玉が強制決済されます。なお、ロスカットの判定は一定の間隔(原則2秒)で実施します。判定の間に、維持率が90%を下回ってまた90%以上に回復した場合、ロスカットは発動しません。毎営業日取引終了時の清算価格で値洗いを実施し、本取引口座の有効証拠金が必要証拠金額を下回ると証拠金不足が確定します。
- ロスカット注文は、損失が一定の割合にとどまることを保証するものではなく、証拠金以上の損失が発生する場合があります。
- ロスカットルールについては、当社の判断により変更することがあります。
商品先物取引のリスクについて
商品先物の価格は、対象商品の価格の変動等により上下しますので、これにより損失が発生することがあります。また、商品先物取引は、少額の証拠金で当該証拠金の額を上回る取引を行うことができることから、時として多額の損失が発生する可能性を有しています。したがって、商品先物取引の開始にあたっては、下記の内容を十分に把握する必要があります。
- 市場価格が予想とは反対の方向に変化したときには、短期間のうちに証拠金の大部分又はそのすべてを失うこともあります。また、その損失は証拠金の額だけに限定されません。
- 損失を被った状態で建玉の一部又は全部が決済される場合もあります。更にこの場合、その決済で生じた損失についても責任を負うことになります。
- 商品取引所は、取引に異常が生じた場合又はそのおそれがある場合や、JSCCの決済リスク管理の観点から必要と認められる場合には、証拠金額の引上げ等の規制措置を講じることがあります。
- 市場の状況によっては、意図したとおりの取引ができないこともあります。例えば、市場価格が制限値幅に達したような場合、転売又は買戻しによる決済を希望しても、それができない場合があります。
- 市場の状況によっては、商品取引所が制限値幅を拡大することがあります。その場合、1日の損失が予想を上回ることもあります。
商品先物取引の手数料について
商品先物取引のインターネットでの取引にあたっては、下記のとおり所定の手数料がかかります。
- 金(限日現金決済先物取引):片道1枚につき16.5円(税込)
- 銀(限日現金決済先物取引):片道1枚につき82.5円(税込)
- 白金(限日現金決済先物取引):片道1枚につき16.5円(税込)
- 堂島コメ平均(指数先物取引):片道1枚につき330円(税込)
商品先物取引は、クーリング・オフの対象にはなりません
商品先物取引については、注文の成立後、その注文を解約すること(いわゆるクーリング・オフ)はできません。