信用返済注文の各種余力への反映
米国株式信用取引は国内信用取引と異なり、米ドルお預り金と委託保証金は、それぞれ別に管理されます。
信用返済注文後、返済注文の「概算建代金」から計算された「概算損金額」に応じて信用余力が差引かれますが、委託保証金、現物買付余力等は変化しません。
信用返済注文の約定後、現地取引終了後に確定する損益金額に応じて、委託保証金に対して入金または出金をいたします。決済損による出金額が委託保証金現金で充当できない場合は、当該不足額を米ドルお預り金から委託保証金へ振替し、当該不足額を充当いたします。米ドルお預り金から委託保証金への振替により、現物買付余力は減少いたしますのでご留意ください。
なお、日計り取引(新規建注文と返済注文の約定日が異なっていても国内受渡日が同日の場合を含みます。)の場合は、現地取引終了後に「概算損益金」により、国内約定日夕刻に「確定損益金」と「概算損益金」の差額による調整が行われます。
米国株式信用返済指値注文の見積もり
米国株式信用売り返済指値注文における「概算建代金」の見積もり方法以下のとおりです。
[返済買注文]
指定された指値と返済対象となる建玉の評価額を計算する際に採用された時価のうち高い価格を基準に計算いたします。
[返済売注文]
指定された指値と返済対象となる建玉の評価額を計算する際に採用された時価のうち低い価格を基準に計算いたします。