株券を代用振替/保護振替する

保有証券を担保として差し入れたり、担保から外したりする振替の手続きを行います。有価証券を担保として差し入れることを「代用振替」、担保から外すことを「保護振替」といいます。

重要
  • 代用振替/保護振替を行うと、指示後2営業日程度で預託保証金に反映されます。株式市場が休場(非営業日)の場合は、振替手続きから預託保証金への反映までにお時間がかかる場合があります。振替スケジュールについては、「担保への振替方法」を参照してください。
  • 代用預りの株式を売却する場合は、事前に保護預りへの振替を完了させてから売却してください。
    株券担保サービスとは」の「代用有価証券の売却について

ここでは、以下の方法を説明します。

  • 個別に代用振替/保護振替する
  • 一括で代用振替/保護振替する
  • 振替指示を取り消す

個別に代用振替/保護振替する

1. メニューの「FX口座管理」-「代用管理」をクリックする

「代用有価証券一覧」画面が表示されます。

2. 必要に応じて、絞り込み条件を設定し、「検索」ボタンをクリックする
3. 対象の銘柄の振替指示をクリックする

一覧の表示項目については、「「代用有価証券一覧」画面の表示項目」を参照してください。

「充当振替指示」画面、または「保護振替指示」画面が表示されます。

4. 銘柄と預り区分を確認し、取引パスワードを入力して、「振替指示確認」ボタンをクリックする
重要
  • 保護振替は、画面右に表示されている「振替可能額」の範囲で指示が可能です。
5. 内容を確認し、「振替」ボタンをクリックする

振替指示が完了します。

「代用有価証券一覧」画面の表示項目

項目 説明
銘柄/預り区分 保有株式の銘柄名と預り区分が表示されます。
保有区分 保有区分が表示されます。
  • FX代用:対象銘柄が担保となり、代用評価額が預託保証金に加算された状態です。
  • 保護預り:対象銘柄は預託保証金の対象外の状態です。
  • FX代用(売却済):対象銘柄は売却済で、未受渡の状態です。
代用掛目 株券を担保とした代用評価額を算出するために、対象銘柄の数量と参考単価に掛ける現金換算率です。
重要
  • 代用掛目は、市場の動向などにより、金融商品取引所または当社の判断で変更になる場合があります。
    株券担保サービスとは」の「代用掛目の変更について
  • 代用掛目の変更があった場合、預託保証金率の低下によるロスカットや不足金が発生する恐れがあります。
受渡基準保有数 受渡到来済みの保有数量が表示されます。受渡未到来の数量は表示されません。
参考単価 対象銘柄の前営業日の基準値(終値または最終気配値など)が表示されます。毎営業日のロールオーバー後に更新されます。
重要
  • 取引システムや通信回線が正常に作動しないことなどにより、時価算定営業日が変更になる場合があります。
代用評価額 対象銘柄を担保とした場合に、預託保証金に加算される評価額です。
以下の計算式で算出します。
「代用評価額=受渡基準保有数×参考単価×代用掛目」
売却約定日 代用預りの銘柄を売却した場合に、売却翌日のロールオーバー後、売却の約定日が表示されます。
振替指示 対象銘柄の保有区分に応じて、指定可能な振替指示が表示されます。
個別に代用振替/保護振替する
また、振替指示後は、「受付中」「振替中」などのステータスが表示されます。
選択 振替指示を一括で行う場合に、チェックを入れます。
一括で代用振替/保護振替する

一括で代用振替/保護振替する

1. 「代用有価証券一覧」画面を開く

個別に代用振替/保護振替する

2. 一括振替の種類を選択する
3. 対象の銘柄にチェックを入れ、「一括振替」ボタンをクリックする

「充当振替指示」画面、または「保護振替指示」画面が表示されます。

4. 銘柄と預り区分を確認し、取引パスワードを入力して、「振替指示確認」ボタンをクリックする
重要
  • 保護振替は、画面右に表示されている「振替可能額」の範囲で指示が可能です。
5. 内容を確認し、「振替」ボタンをクリックする

振替指示が完了します。

代用振替/保護振替を取り消す

「受付中」の振替指示は、取り消すことができます。

重要
  • 代用振替/保護振替の取消ができるのは、振替指示後、初回の2:00までです。
1. 「代用有価証券一覧」画面を開く

個別に代用振替/保護振替する

2. 取り消したい「受付中」の振替指示をクリックする

「振替指示取消」画面が表示されます。

3. 銘柄と預り区分を確認し、取引パスワードを入力して、「振替指示取消」ボタンをクリックする

振替指示の取り消しが完了します。