ディーリングボードで注文する(2WAY注文)
ディーリングボードを使って2WAY注文を出します。
2WAY注文とは
2WAY注文は、ディーリングボードで売値と買値を確認し、いずれかのレートを直接クリックした瞬間に提示されていたレートで発注する方法です。
注文価格を数値で指定しないため、お客さまにとって不利なレート変動があった場合の予防措置として、事前に「スリッページ」を指定します。スリッページは、注文を出した価格と実際に約定する価格との差を、どこまで許容するか指定する設定です。発注後、お客さまに有利なレート変動があった場合はそのまま約定しますが、お客さまに不利なレート変動があった場合は指定したスリッページの範囲内のみ約定します。
2WAY注文が失効するのは、以下の場合です。
- 売注文:スリッページ幅を超えてレートが下落した場合、注文が失効します。
- 買注文:スリッページ幅を超えてレートが上昇した場合、注文が失効します。


- 2WAY注文は通常の注文方法に比べて簡単な操作で発注できるため、お客さまの誤操作により意図しない発注、約定が行われる可能性が高くなります。ご理解のうえ、お客さまご自身の責任でご利用ください。

- 2WAY注文の決済注文は、FIFO(ファーストイン・ファーストアウト)方式をとっており、約定日時が古い建玉から決済されます。そのため、決済建玉は選択できません。なお、決済注文を発注中の建玉は除外されます。
スプレッド
ディーリングボードでは、スプレッドは以下のように表示されます。


- 各通貨ペアのスプレッドは、「サービス概要」を参照してください。
ディーリングボードで注文する(2WAY注文)
- 1. メニューバーの「ホーム」をクリックし、「ディーリングボード」をクリックする
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- 2. 取引パスワードを入力する
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- 確認画面を省略」にチェックを入れると、注文確認操作を省略できます。注文確認操作を省略すると、売(Bid)/買(Ask)のレートをクリックした時点で発注が完了します。気づかずに複数回クリックし、クリックした回数分の売買が成立してしまう可能性があるため、2WAY注文を利用する際は、十分にご注意ください。
- 発注後は、注文内容をご確認ください。
「注文状況を確認する」
- 3. 対象の通貨ペアのフレームで、取引区分を選択し、発注する数量、取引単位、スリッページを指定する
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項目 説明 新規/決済/FIFO 取引区分を選択します。 数量 取引単位数を入力します。取引数量の上限は、米ドル/円が300万通貨、その他の通貨ペアが500万通貨です。 単位 取引倍率を「×1,000」「×10,000」「×100,000」から選択し、注文する取引単位数を入力します。 選択可能な取引倍率は通貨ペアによって異なります。また、通貨ペアごとに取引倍率の初期値が設定されています。スリッページ 注文を出した価格と実際に約定する価格との差を、何ポイントまで許容するかを設定します。スリッページのポイントは、対円通貨ペアの場合は1ポイント=1銭、対ドル通貨ペアの場合は1ポイント=0.0001米ドルです。 - 取引区分、数量、単位、スリッページの初期値を設定できます。設定する方法は、「ディーリングボードの構成」の「ディーリングボードの初期値を設定する」を参照してください。
- 4. レートを確認し、売建の場合は「売(Bid)」、買建の場合は「買(Ask)」をクリックして発注する
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リアルタイムの為替レートを確認しながら、タイミングを見極めて発注します。
- 「確認画面を省略」にチェックを入れていた場合、この時点で、発注が完了します。
- 5. 注文内容を確認し、「注文発注」ボタンをクリックする
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発注が完了します。
- 正しく注文できたかを確認する方法は、「注文状況を確認する」を参照してください。