外国為替保証金取引(SBI FX)サービスの概要
外国為替保証金取引(SBI FX)は、一定額の保証金を担保に、保証金額の数倍の金額に相当する外国為替の取引が行えるサービスです。ここでは、SBI FXサービスの概要を説明します。

- 実際に取引を開始する前に、必ず外国為替保証金取引約款および契約締結前交付書面を熟読して取引の仕組みやリスクを十分にご理解いただき、ご自身の資力と投資経験を考慮の上、取引を行ってください。
- 手数料は新規注文、決済注文、現引注文ともに無料です。
- SBI FXの取引形態は、相対取引です。公設の取引所などを介さずに、お客さまと当社が「相対」で行う取引であるため、当社の提示するレートは、必ずしもテレビやニュースの為替レートと一致するものではありません。
- SBI FXの取引ツールには、FX取引サイトとSBI証券 FXアプリがあります。取引ツールにより、利用できる機能が一部異なります。詳しくは、「各種取引ツール」を参照してください。

- SBI FXのサービス内容について詳しくは、「サービス概要」を参照してください。
取引時間
SBI FXの取引時間は、以下のとおりです。
区分 | 取引時間 | システムメンテナンス時間 | |
---|---|---|---|
月曜日 | 火曜日~金曜日 | ||
夏時間 | 7:00~翌5:30 | 6:00~翌5:30 | 月曜日の6:30~7:00 火曜日~金曜日の5:30~6:00 土曜日の5:30~13:00 |
冬時間 | 7:00~翌6:30 | 月曜日~金曜日の6:30~7:00 土曜日の6:30~13:00 |

- システムメンテナンス中は、SBI証券 FXアプリをご利用になれません。
- システムメンテナンス中は、売買は成立しません。
- 元日、祝日、当社の定める休日、上記時間外は、SBI証券 FXアプリをご利用になれません。
- 日本が祝日でも海外が祝日でない場合、取引が可能な場合があります。詳細は、随時お知らせします。
取扱通貨ペア
SBI FXの取扱通貨ペアについては、「取扱通貨ペア・取引単位・スプレッド」を参照してください。
レバレッジコース
個人のお客さまは、投資スタンスに応じて、レバレッジコースを選択できます。法人のお客さまには、「法人口座コース」をご用意しています。
レバレッジコースの種類および変更方法は、「レバレッジ設定を変更する」を参照してください。
スプレッド
スプレッドは、売(Bid)レートと買(Ask)レートの価格差です。各通貨ペアのスプレッドは、「取扱通貨ペア・取引単位・スプレッド」を参照してください。
スワップポイント
スワップポイントは、米ドル/円の米ドルと日本円のように、異なる2通貨間の金利差によって発生します。原則として、金利の高い通貨を買付けることで受取り、金利の高い通貨を売付けることで支払いになりますが、マーケットの状況により変動する場合があります。

- 日々のスワップポイントについては、「マーケット」画面の「スワップ」タブで実績値を確認できます。
「スワップを一覧で確認する」
振替(入出金)について
SBI FXでは、取引の前にSBI FX取引口座に保証金を入金していただく必要があります。SBI FX取引口座への入金は、証券総合口座からSBI FX取引口座への振替によって行います。SBI FX取引口座と証券総合口座の間は、振替指示により資金の振替(資金移動)ができます。
「入金/出金の振替指示を行う」

- 銀行口座への出金は、証券総合口座より別途指示が必要です。
- 外貨での出金はできません。
必要保証金
必要保証金は、新規注文時に必要なだけではなく、建玉を継続保有するためにも必要な保証金です。必要保証金の金額は、各通貨ペアで、レバレッジコースごとに異なります。

- 必要保証金の金額は、画面下の「メニュー」をタップし、「必要保証金」をタップすると確認できます。
ロールオーバーとレバレッジ判定
各営業日6:30以降(夏時間の場合は5:30以降)に、建玉を翌営業日に持ち越すための 「ロールオーバー 」が実施されます。その際、同時に、預託保証金に不足がないかを確認する 「レバレッジ判定」が行われます。レバレッジ判定の結果、預託保証金に不足がある場合は、お知らせとして通知されます。速やかに不足額を入金(証券総合口座→SBI FX取引口座への振替)し、預託保証金不足を解消してください。

- 預託保証金不足が発生した場合は、翌営業日の2:00までに不足預託保証金を充当する必要があります。期限を過ぎると、強制決済が行われます。
ロスカット
預託保証金を超える損失の発生を未然に防ぐため、お客さまの「預託保証金率」が事前に設定した水準を下回った場合、お客さまのすべての建玉について、当社の提示する為替レートで反対売買を行い、決済します。これをロスカットといいます。
ロスカットを実施する「預託保証金率」の水準を、ロスカット率といいます。ロスカット率の設定方法は、「レバレッジ設定を変更する」を参照してください。