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テクニカル指標用語解説

メールマガジン用語解説例

【主なテクニカル指標(日経平均株価ベース、カッコ内は前営業日)】

騰落レシオ(25日平均)=127.33%(135.32%)
――130%割れも、過熱感は依然強い

RSI(14日平均)=82.81%(80.83%)
――今年ピークの84%台に接近、買われ過ぎ

25日線とのカイ離率=5.15%(5.53%)
――やや天井圏で小動き

サイコロジカルライン=9勝3敗・75%(9勝3敗・75%)
○○○○○○●○○●○●
――警戒ゾーンで足踏み状態


騰落レシオ
騰落レシオとは、市場の値上がり銘柄数と値下がり銘柄数の比率から、市場の過熱感を見る指標であり、いわゆる買われすぎ、売られすぎを見るためのテクニカル指標です。
一般に120%を超えると過熱感が、70%を割ると割安感が示されます。
一般的には、25日ベースで「中期的な投資タイミングの判断」をします。
計算式は下記となります。

           値上がり銘柄数の25日間合計
騰落レシオ = ──────────────× 100(%)
           値下がり銘柄数の25日間合計
RSI (Relative Strength Index) 相対力指数
RSIとは、買われすぎ、売られすぎを見るためのテクニカル指標の一種で、0%から100%の範囲で推移します。
一般的には70%超えは買われ過ぎ、30%割れは売られ過ぎの水準と言われています。
計算式は下記となります。

RSI=A/(A+B)×100
A=期間内の値上がり幅の合計の絶対値
B=期間内の値下がり幅の合計の絶対値

※計算期間は日足で14日を使うのが一般的です。また、週足では14週が一般的です。
25日線とのカイ離率
カイ離率とは、『株価移動平均線と、現在の株価がどれだけかけ離れているのかを数値化したもの』です。この2つの数値には法則があり、両者は、お互いに引力で吸い寄せられるように重なる傾向があるというものです。
例えば、株価が移動平均線よりも下にあると、マイナスの数値になり、乖離率が大きくなるほど、割安感から買いが入りやすいという傾向があります。
計算式は下記となります。

    当日株価
(───────── −1)×100
  25日移動平均値

※過去の乖離率の動きから買い・売りの判断をします。例えば、乖離率の分布が-10%から+10%の範囲内にほぼ収まる場合、乖離率が+10%を超えたら売り、-10%を超えたら買いと判断します。
サイコロジカルライン
過去12日間のうちで上昇した日数の比率から、市場での、買われすぎ、売られすぎの状態を見る指標として利用されます。 Psychological(12日間の中で前日比プラスの日数)÷(12日間の日数)×100で計算され一般的には75%以上(9勝3敗)で買われすぎ、25%以下(3勝9敗)で売られすぎ、と判断されております。

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