※2014/10/15現在
ニュージーランドのご紹介
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政治動向
- ニュージーランドは“小さな政府”のモデルとされてきた国です。84年から始めた大規模な行政改革により、あらゆる分野の政府事業を民営化し、7万人以上いた公務員を半分以下に削減。94年には、17年ぶりの財政黒字を達成しました。
- この民営化改革は90年代後半に10％超の失業率という副作用をもたらしました。このため、99年の総選挙では改革の修正を掲げる労働党が勝利しました。労働党の政策はうってかわり、航空、銀行、鉄道の再国有化が進みました。これにより規制と公的部門の支出が増え、国の競争力や労働生産性が落ち込みました。
- 2008年11月の総選挙で、ジョン・キー党首率いる国民党が、クラーク首相（当時）率いる労働党を抑え議会第一党となり、9年振りに政権を奪回しました。経済に積極的に関与した労働党政権はニュージーランドの有権者からノーを突きつけられた形となり、市場主義的な政策を志向する国民党が政権を握りました。
- 党首であるジョン・キー首相は米メリルリンチでディーラーを務めた経歴を持っています。景気後退から脱却し、再び経済を活性化してくれるという有権者の期待も大きいです。
経済
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ニュージーランドの2007年4月〜2008年3月末の国内総生産（GDP）は1,777億NZドルです。（※NZ統計局） 主要産業は、畜産を中心とする農業で、最近ではバイオテクノロジーや映画製作等にも力を入れています。 |
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貿易では、主要輸出品である畜産を中心とする農林関連での加工品が中心で、基本的には国際市況の影響を受けやすくなっております。 ここ数年の底堅い内需を背景に低位ながら安定した成長を続けてきたことで、貿易収支は赤字基調が続いています。 |
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ニュージーランドは、農業、特に酪農・畜産業が盛んで、2007年の輸出品目のうち農産品が約3割（酪農製品等20.7％、肉類11.9％）を占めます。 |
輸出
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ニュージーランドは年間約200万人以上の旅行者が訪れる観光立国です。海外からの観光客による観光収入はGDPの約1割を占めます。「ロード・オブ・ザ・リング」3部作（2001〜2003年）やナルニア国物語第1章 ライオンと魔女（2006年）」、妻夫木聡・柴咲コウ主演の「どろろ」もニュージーランドで撮影され、ゆかりの地を訪れる観光客の増加に貢献しています。 |
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ニュージーランド統計局が2009年5月に発表した2009年1-3月期の失業率は5.0％と、前年同期比で1.2ポイント上昇した。世界的な金融危機でニュージーランドでも景気後退が続いており、失業率は6年ぶりに5％に達しました。 |
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農業
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チーズなど乳製品の国際相場が急落しています。国連食糧農業機関（FAO）によると、脱脂粉乳、バターも含めた2009年1月の相場は、軒並み前年同月の半値まで下落しました。 |
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"地球の箱庭"ニュージーランドの自然豊かな環境の下、広大な牧場で牧草を 食べてのびのびと育った牛のその肉質は低脂肪で赤みが多く、牛肉本来の味がお楽しみいただけます。 |
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金利
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燃料価格の低下を背景として、これまで高止まりしていたニュージーランドのインフレ圧力がようやく緩和してきました。 |
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ニュージーランド準備銀行（中央銀行）は2009年4月、政策金利（オフィシャル・キャッシュレート、OCR）を0.50％引き下げ、過去最低の2.5％としました。ニュージーランド経済を、深刻な落ち込みから回復させるため、金融刺激策を引き続き講じました。 |
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為替
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NZドルは2000年初頭につけた歴史的な安値水準にまで下落しています。ニュージーランド準備銀行は、2010年後半まで2.5％ないしこれより低い水準に政策金利を維持すると述べており、低金利が続くことになればNZドルの上値は重い展開になる事が予想されます。 |
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