テクニカル分析をする

テクニカル分析は、過去の値動きから将来の値動きを予想しようとするものです。株価が上昇傾向にあるのか、下落傾向にあるのかといったトレンド(方向性)を探ることや、株価が上がりすぎた局面、下がりすぎた局面を探ることができます。

SBI証券 株アプリでは、株価の方向性を分析する移動平均線、ボリンジャーバンド、一目均衡表などのトレンド系指標や、売買のタイミングを探るMACDなどのオシレーター系指標を、タップするだけでチャートに表示できます。

ここでは、以下の方法を説明します。

  • チャートに縦/横ラインを表示する
  • チャートに分析線を描画する
  • チャートにテクニカル指標と出来高を表示する
  • テクニカル指標の設定を変更する
  • 比較チャートを表示する

チャートに縦/横ラインを表示する

1. チャートの縦軸をタップする
補足
  • 縦軸をタップすると、タップした位置(価格)に横のラインが表示されます。
  • 横軸をタップすると、タップした位置(日付)に縦のラインが表示されます。
  • 縦軸/横軸を2度タップすると、ラインが削除されます。
  • 現在値のマークと点線は削除できません。

チャートに分析線を描画する

補足
  • マグネットをタップすると、タップしている位置に近いローソク足の先端(高値 or 安値 or 始値 or 終値)に始点終点を自動で描画するように位置調整がされます。
  • 分析線を削除するには、分析線ツールの「削除」ボタンをタップしてから、削除する分析線をタップします。
  • すべての分析線をまとめて削除するには、分析線ツールの「全削除」ボタンをタップします。

チャートにテクニカル指標と出来高を表示する

補足 テクニカル指標は、メインチャート、サブチャート1、サブチャート2に、それぞれ1種類ずつ表示できます。

テクニカル指標の設定を変更する

補足 テクニカル指標の変数は、以下の範囲で変更できます。
テクニカル指標 変数の範囲
移動平均線 短期、中期、長期ともに1~255まで設定できます。
ボリンジャーバンド 期間を1~150まで設定できます。
一目均衡表 転換線、基準線、スパンともに1~150まで設定できます。
指数平滑移動平均 短期、中期、長期ともに1~255まで設定できます。
多重移動平均 最短期間は1~254、最長期間は1~255、本数は15まで設定できます。
パラボリック AF、上限ともに0.01~1.00まで設定できます。
MACD 短期EMA、長期EMA、シグナルともに1~150まで設定できます。
RSI 短期線、中期線、長期線ともに1~150まで設定できます。
RCI 短期線、中期線、長期線ともに1~150まで設定できます。
DMI/ADX DI、ADX、ADXRともに1~150まで設定できます。
ストキャスティクス %k、%D、Slow%Dともに1~150まで設定できます。
移動平均乖離率 短期、長期ともに1~255まで設定できます。
サイコロジカル 期間を1~255まで設定できます。
標準偏差 期間を1~255まで設定できます。
モメンタム 期間、シグナルともに1~255まで設定できます。

比較チャートを表示する

2つの銘柄または指標について、基準日からの値上がり率がどのように推移したのか比較するチャートを表示してみましょう。

補足 比較チャートを表示している場合は、同時にサブチャートは表示できません。